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在来線の旅

趣味の乗り鉄に関する内容を書いていきます。 基本的に自分の備忘録用です。

旅の思い出7:岳南鉄道



岳南鉄道を訪れたのは手元の資料によると2010年の8月、夏真っ盛りの時期である。
東海道線の列車を乗り継ぎ、目的地の岳南鉄道が走る吉原駅に到着。

跨線橋を超え、岳南鉄道のホームに行き、休日フリーきっぷを購入。

しばしホームを探索し、20分程で列車が到着、やって来たのは2両編成の8000系。
かつて京王井の頭線を走っていた車両である。


暫くして列車は走り出す、東海道線の横をゆっくりと進み、
やがて進行方向右に分岐し、工場地帯を進むとジヤトコ前に到着。
そこからは住宅街へと姿を変え、本吉原を抜けると住宅も減り田園地帯となる。
そして、20分程で終点の岳南江尾(がくなんえのお)に到着する。


岳南江尾駅は終点でありながら無人駅、周辺は住宅が少しある程度で静かな印象。

ただ、近くに新幹線の高架が走っていて、時々爆音を上げて新幹線が通過する。
また、駅前に大通りがあり、現在は商業施設が建っているのだが、
2010年当時はまだ建設前で、更地に重機が置いてある程度だった。


駅から少し歩いたところにある踏切は、現在では珍しい電鈴式の警報機が!


駅に戻り30分程で吉原行きの列車が到着、今度は1両編成の7000系。


車内で寛いでいると「そこ、風が当たらないから暑いでしょ?」と運転士さん。

こういう一寸した気配りがローカル私鉄の魅力である。
やがて、走り出した列車は先程やってきた道程を逆に進んで吉原に到着。
短くも非常に充実した時間を過ごしました。

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プロフィール

HN:
土屋謙壹
年齢:
48
性別:
男性
誕生日:
1977/01/31
趣味:
鉄道(主に乗り鉄)

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